絵本の絵に関する記述が細かくて、江國さんって絵も描かれるのかなと思っていました。
巻末に五味太郎さんとの対談で、家でよく描くと言われていて、「ああなるほど」と思えました。
バーバーラ・クーニーの作品の二つの流れというのは納得できました。確かに「一つは女の一生編で、もうひとつは幸福な子供時代編」があるのです。
この本の中で、江國さんは、割合古典と言われる絵本を多く紹介されているように思います。
とても絵本に造詣が深くよく読まれていることを感じました。
この中で読んでいた本は三分の二ぐらいで、絵本ガイドを読むと大抵半分は読んでいない本なので、江國さんと私の好みは非常に似通っているのかもしれないと嬉しくなりました。
作家読みをするのが私は好きなので、この中で読んでない本を読んだらもう一度読み返してみたいです。