このお話は、ほるぷ出版の大型紙芝居で出会いました。(絵はそのままで、八木田宜子さんの訳です。)
インパクトのある絵と、おいおいとつっこみたくなるヒギンスさんの行動に子供達はぐっと入り込んできます。
1年生から6年生までオッケーでしたが、「何分前」という言い方は、大人でも勘違いしている人がいるので、「何時何十何分」という言い方にしたほうが、混乱しないかなという感じです。
ヒギンスさんは、几帳面で心配性。そんな人にとって、誰が決めた「時」なのやら、時計という代物は厄介者だったことでしょう。時計がない時には、自分のペースでこつこつと暮らしていたのでしょうから・・
懐中時計で、とりあえずの安心を得たものの、なんだか、さらなる心配事が増えそうで、ヒギンスさんの今後が案じられます(笑)。
絶版ということで残念に思っていたところ、なんと本日、古本屋で105円で発見。・・買ってしまいました・・