ウクライナの昔話です。
貧しい老夫婦がいました。
ある日おばあさんが、おじいさんに作ってもらったわらの牛を連れて、丘にのぼりました。
おばあさんが、居眠りを始めると…。
息子に読み始める前に、タールの説明をしました。
「とっても、ベトベト、ネバネバなんだよ。」と話したら、読む前から“ベトベト、ネバネバ”がうけました。
それにしても、この牛をおばあさんはペットのつもりでおじいさんにつくってもらったのでしょうか。
繰り返しのシーンが、3つ出てきて大笑い。
閉じこめられた穴蔵から顔を出す獣たちにも大笑い。
後半、獣たちを信じたおじいさんに、「優しい。」とひとこと。
最後のページで「ホントの牛だね」とニッコリしていました。
幼稚園時代の思い出の一冊です。