巣立っていく子供達を心配するお母さんからの、大事な大事な情報を一番目から三番目の子供だけでなく、もちろん四番目のヤカちゃんもちゃんと覚えていました。
それがもとで起こるドタバタ劇です。
ヤカちゃんののんびりというか天然な性格が可愛いですね。
ドドさん夫婦に、情報が駄々洩れでしたが、それでもヤカちゃんが最終的には大事にされるようになったのは、何だかその性格の良さもあるのかなぁなんて思えてきます。
読み方に強弱をつけるだけで凄く面白くなる本で、若干文章は長いですが、読み聞かせていて、とても楽しくなれる作品だと思います。