お盆休みに、息子を海に連れて行く予定にしています。
去年は海を前にして泣いてしまった息子・・・
今年は、「海って楽しい!」って思ってもらえるように・・・と、
海水浴や夏のイベントにまつわる絵本をよく読んでいます。
お母さんと海に来たモモちゃんは、
「小さい頃、モモちゃんは海が怖いって泣いたのよ」
ってお母さんに聞かされて、
「もう大きいから怖くないもん!」と言い、
海にじゃんけん勝負を挑みます。
おてんばで天真爛漫なモモちゃんらしい!
海も、波にのせて「カニ(=チョキ)」を放ってよこしたり、モモちゃんに応えてくれます。
子どもたちにとっては、海を身近に感じられて、夢があってとても楽しいですね♪
後半、海が嵐になり、モモちゃんは海の別の顔を垣間見ることになります。
じゃんけんをしていたときは、優しくておおらかだったけど、自然って甘く見てると怖いですものね。
もしかして、海さん、じゃんけんはわざと負けてくれていたのかなぁ、なんて思わせます。
それでも遊びたがるモモちゃんに、お母さんが言い聞かせる言葉がまた、筋が通っていて、いいですね。
私も、怒ってばかりじゃなく、見習わなきゃ。
実は、図書館でさわりの部分だけをパッと見て借りてきたので、
今回の「海は楽しいって思ってもらう」という目的とはちょっと違っていて、
チョイスを失敗したかも・・・って思いました。
でも、息子は意外に気に入っているのです。
同じモモちゃんシリーズの「あめこんこん」を以前に読んだので、
モモちゃんに親しみがあったのでしょうか。
「あめこんこん」より、ずいぶんストーリーが長めだったのですが、
2歳児にも楽しめたみたいです。
さて、肝心の海本番は、怖がらずに楽しんでくれるかどうか・・・
この絵本を読んで、怖いイメージがついてしまわないかどうか、ちょっと心配でもあります。