日曜日、家族でピクニックに行く日の朝です。
お弁当やら荷物やらの準備で忙しい中、
あやこがお手伝いをしてくれますが・・・
お話的にはとても現実的。
どこの家庭にでもありそうな日常の一コマです。
林明子さんの絵が好きで買いました。
おかあさんの「お手伝い」でお弁当をつめたり、
おとうさんの「お手伝い」にかばんを閉めたり、
みんな失敗に終わります。
挙句の果てに出かける寸前に転んで服をよごしたり、
とてもじゃないが怒らずにはいられません。
ウチならば「もうピクニックなんか行かなくていい」
と泣きじゃくる娘にお説教するところです。
でもあやこのおとうさんもおかあさんも、
まったくしからないんです。
あやこの「お手伝いしたい」と言う気持ちを
考えればしかってはいけないと思いますが、
現実的にはどうでしょう。
こんな寛大な心を持ってる方はいらっしゃるのでしょうか。
これを読んだときは
「できもしないことをすることは
お手伝いじゃなくてただのいたずら。
お手伝いって言うのはね、
できることをすることだよ。
ちゃんとお手伝いしてれば、
あやこちゃんはもっとはやくお出かけできたよ。」
とあやこちゃんを反面教師にしてしまいます。