スリランカのお話です。
かさを知らないおじさんが、待ちへ行ってかさというものに魅了されます。
雨が降ったら傘をさすという事は、あたりまえのようですが、同じ世界の中でも傘をしらない人もいるのですね。
はじめてみる傘に魅了されて傘をかってくるおじさん。
でも寄り道したコーヒー店で傘がなくなってしまう。
同じ事を何度も繰り返すおじさん。
この辺では、懲りないおじさんだなぁ。なんて思っていました。
大事な傘を置いて、のんきにコーヒーを飲んでいる場合じゃないじゃないってね。
でも、そんなのんきなおじさんだからこそ、傘のお店を開くことができるのです。
お話が面白くて、それから?それから?と読み進んでいきました。
最後は素敵な終わり方。
傘を大切にしたい、傘っていいものだなと思いました。