とてもわかりやすく、子どもには入りやすいお話です。
次々に動物達が現われ、次々にいろいろな野菜が出てきます。繰り返しが楽しい絵本です。
次男は、前に朝読書でボランティアのお母さんに読んでもらったそうです。
カブが次の動物へと渡っていくのが楽しく、印象深かったようです。
でもね、これ、カブが渡っていくのではなくて、カブがニンジンになり、ほうれん草になり、サツマイモになり・・と展開していく方が嬉しく楽しいような気がするのです。
私だったら、自分が人にあげたモノが戻ってくるのは、なんだか寂しいので。
でも、そういうお話は他にもあるので、カブが戻ってくるというところがポイントなのかしら。
「確かにウサギがあげたカブだけど、同じカブではありません。なぜなら、みんなの優しい気持ちがこもっているカブだから・・・」っていうことが言いたいのかもしれませんね。
でも、やっぱり、カブじゃない方が嬉しかったな。