性格の違う双子の二人が繰り広げるイタズラに手を焼いたパパとママが、二人を区別できるように違う洋服を着せますが、双子の二人は賢くも(ずる賢い!?)洋服を取り替えっこしちゃいます。でも他人になってみて自分たちの特長を知るのです。二人の長所をイタズラでなく別の方面に生かすととってもステキよ、というのが絵本の本人たちにも、絵本を読んでいる子供たちにもきっと分かるような本です。最後の方に出てくる幼稚園の砂場でトンネル作りしている場面は、私のお気に入りの場面で、とても夢があります。この本は、親の私が小さい頃読んでいた本なのですが、時代を超えて子供たちにも読み継がれるなんて、ちょっと感動でした。