新刊コーナーで見つけて手に取りました。
長閑な田園風景に、この新緑は絶対に残さなくっちゃ!って、思いながら開きました。
主人公のゆうとくんは、素敵な出会いに恵まれましたね。
ちょっと年上のおおはしくん。
ゆうとくんから見上げれば、様々なことを知っていて、素敵なアイディアマンでもありました。
久々に聞く“基地作り”。
ん〜〜〜、とっても懐かしい。
幼い頃を思い出しながら、二人の基地作りにワクワクしました。
そして、行方不明になった“かめた”を見つけた後のおおはしくんの一言が良いですねぇ〜。
おおはしくんの育って来た家庭環境ともいえる人物の背景が浮かび上がりました。
きちんと逞しく賢く優しく育っています。
子どもの頃は、子供同士で体を使って元気いっぱい無我夢中で遊ぶ事、これがとっても大事だって教えられます。
近年こんな逞しい遊び方を知らない子が増えていると思います。
環境も住宅事情も、そして親たちの生活スタイルもめまぐるしく変容してきているからでしょうか。
せめて、夏休みだけでもこんな体験をさせてやりたいですね。
もちろん、たくさんの危険とも隣り合わせである事も伝えながら。