これは、「子ども」にというより、親のための本でしょう。
7歳の息子は、「なんだかよくわかんないや。」という感想でした(^^)
そうね、なんだかよくわからないだろうね。お母さんにはよくわかるけどね、そういう絵本です。
「おかあさんになるってどんなこと?」
そう聞かれて、すぐに、こうだっていう答えは出てこないでしょう。
でも、子どもの名前を呼ぶこと...
子どもと手をつないで歩くこと...
そんな小さなこと。小さなことを幸せと思えること、なのでしょうね。
「お母さんになるってことは、心配して思わずぎゅっと抱きしめて、思わず涙が出ること。」
普段は気づかないもの。でも、「何か」になろうとするのではなく、「何か」をなそうとするのではなく、ごくごく自然に子どもの幸せを祈れる、それがお母さんなんだよって言われているようで、がんばりすぎてるお母さん、ちょっと気持ちをゆったりもちましょうね。