たぶん作者が伝えたいメッセージは、自分のことだけ考えていないで相手のことも考えようね、大切なのは物ではなくて心なんだよということなんだろうと思いながら読みましたが、ストレートではないので娘にはまだ難しかったかもしれません。ペゴッティが怒って帰ってしまうところでは、完全にオリバーに同情していました。
ところどころに書体を変えて挿入されている詩もしくは歌詞のようなものが気になりました。たぶん原書では韻を踏むなど、リズムのいいものになっているんだろうなと想像します。いつ手に取る機会があるかわかりませんが、ちょっとだけ原書に期待します。