「かえるくんとがまくん」シリーズで有名な、アーノルド・ローベルさんの本です。幼年童話のジャンルですが、かえるくん・・・と同じように、文章がそれほど長くないので、絵本感覚で楽しめると思います。
主人公は、タイトルどおりのふくろうくん。
このふくろうくんのキャラクターが秀逸です。まるで子どものような純粋な(単純な??)気持ちを持っているのです。
なので、やることなすことちょっとずれているんだけど、それがとてもかわいらしく楽しいのです。
短めのお話が5話収録されていますが、息子のお気に入りは最後の《おつきさま》。お話を読んだあとのある夜、外を歩きながらお月様がついてくる(ように見える)のを確認して、「ふくろうくんと同じだね!!」と喜んでいました。
ちょっと長めのお話が楽しめるようになったお子様にお勧めです。