最初は善意でおばけを捨てさせていた村長さん。
とても、心の広いお人かと思っていたら、次から次へとお礼の貢物を頂くものだから欲が出てきた。
沢山のお礼のお陰で働かなくていいし、村は栄えるし。
でも、そのお宝と引き換えに、おばけに占領されてしまった。
恐ろしい話だ。
どうしてこんなことになってしまったんだろう・・・
このおばけたち。もともと人間が生み出したものかもしれない。
「われちゃわん」とか「やぶれだいこ」とか名前がついてる。
きっと、物を大切にしなければこうなるよって言ってるようだ。
この村のように大変なことになる前に、もう一度考えよう。
大人に対してのメッセージ。
娘は、この本が気に入ったようですね。
図書館で2度も借りました。
おばけがとてもユーモアがあって面白いからでしょう。
この絵本のメッセージに気づくのはまだまだ先のようです。