思わず思ってしまいました。
「こんな鉛筆、欲しい!」
だって、お勉強好きでスラスラ宿題やってくれるんだもの。
鉛筆で言いたい事を書いたら、返事を書いてくれるんだもの。
でも、どんどん使うと短くなって最後には使えなくなってしまう。
長いキャップをしたり、短い鉛筆同士ホッチキスで止めたりしたら使えるけれど、それが鉛筆の命を延ばす事にはならなくて…。
それに気づいた「ぼく」はどうしたら良いのか分からず、打つ手もなくて…。
普段、何気なく使っている鉛筆が気持ちを語り出したら、どんなだろう。
子供も印象に残ったみたいで何度も「あの本、また読んで」と言います。
不思議だけれど、ありそうなお話。
そこに惹き付けられるのだと思います。