ヌーのお母さんを殺したライオンのお母さん。
草原の動物たちが集まってライオンのお母さんのしたことの是非を論じあいます。
立場立場によって、いろんな見方があることに考えさせられました。
タンザニアに、モンゴル人の老人を登場させるなど、ちょっと強引なところもありますが、子どもたちは話の本質をしっかり捉えてくれました。
中学一年生のクラスで読み聞かせ。
文字が絵に同化して見づらいところがあり、ちょっと大変ですが、登場する動物たちのセリフが、整理されていて解りやすいお話です。
最後のページのとりさんが気になったのですが、『タンチョウは悪代官か?』の宣伝だったでしょうか。
「どうぶつさいばん」シリーズ、気になるのでそちらも読みますね。