3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。タカシくんがおばのももさんと過ごした南の島での夏休みを思い出す絵本です。ただ、回想の連続で、ノスタルジックにひたっているため、あまり子供向けの絵本ではないみたい。
タカシくんがパパの妹のももさんと過ごした南の島での体験を思い出しています。海が最初は怖かったけど、だんだん慣れてきて、最後には浮き輪なしで海水に浮かんではぼこぼこという音を聞けるようになったこと、ももさんの手料理が美味しかったこと、ももさんの作った歌を聴けたことなど・・・。今は結婚して外国に行ってしまったので、家族で時々その南の島に遊びにいっては思い出すこと・・・。
最初は読み始めて、実はおばさんは亡くなってしまうのではないかといやな予感がしてしまいました。それくらい、あまり明るい雰囲気ではないからです。そしてイラストもかなり特徴的で、ぎょろっとした目が印象的。やっぱりよくないことがあるのではないか、回顧録に違いないとそういう雰囲気の絵本です。息子は淡々と絵本をみているだけで、特になにかハプニングが起きるわけでもないので、ストーリーとしてはイマイチだったのではないでしょうか。