小学校1年の次男が大好きな「そらまめくんシリーズ」のなかやさんの作品だったので、借りてきました。
やっぱり、なかやさんの絵とキャラクターは、とても優しくて良いですよね。
しかも、そのキャラがクレヨンですから、子供にはたまらないお話だと思います。
お話は、クレヨンのくろくんが一人で毎日お出かけするところから始まります。
そして、バスとか船とかと出会い、道とか波を描いてあげて一緒に遊びます。
今度は、クレヨンみんなで出かけて、新幹線のレールと背景も描いてあげるのですが、あまりにスピードが出すぎて脱線事故を起こしてしまい、思わぬ展開に繋がります。
このクレヨンたちが自分達で、自ら絵を描くという発想がステキです。
そして、この不思議な友達の正体も、なるほどと頷けるもので、ストーリーが良く出来ていると感心しました。
子供は、このキャラクターが偉く気に入ったようでしたが、色々な表情があって、大人でも引き込まれてしまう魅力的な絵だと思います。