3年ほど前に、このシリーズの関して作者である内田鱗太郎さんからお話しを伺いましたが、降矢さんの手によるきつねの姿には驚かれたのだそうです。くまに買われて(?)200円稼いだ後に、おおかみに声を掛けられ……最後は無料の「ともだちや」に変身します。何ともユニークな出で立ちのきつねに私は哀愁も感じました。
絵もユニークですが、お話しだって立派にユニークだと思います。友達はお金で買うものではないことを誰もが理解出来るのではないでしょうか。ちょっぴりどきどきして、少しハラハラして、それからほっとして最後はニコニコになりますよね。
こういう絵本も好きだなぁ〜。