きつねが「ともだちや」を始めました。
「いちじかんひゃくえん にじかんにひゃくえん」です。
きつねが「ともだち」というものをどう捉えているか、このチンドン屋のような姿を見れば分かります。
客寄せの声が大きいと注意されたり、最初のお客さん くまには食べたことのないものを食べさせられと散々。
オオカミに呼ばれてトランプを始めますが。。。
「ともだちや」という発想が面白いです。
海外ではお葬式に「泣き屋」などあるそうですが、日本ではあまり馴染みのない職業ですよね。
きつねに本当のお友達が出来るまでを描いた絵本。
ラストの言葉に納得させられました。
きつねはただの寂しがり屋だったのですね。
明るいイラストも好感が持てます。