「おかあさんのひがさ」 押し寿司さんの声

表紙の絵から凄く素敵だったので、図書館から借りてきました。

あこは、真っ白で縁にレースのついてるおひさまみたいなおかあ

さんの日傘が大好きです。幼稚園の夏休みに、あこは、おかあさ

んと田舎のおばあちゃんのうちへ遊びに行きました。おかあさん

が、急に病気になって隣町の病院に入院いてしまいました。

あこは、おばあちゃんと毎日バスに乗っておかあさんの病室に

お見舞いに行きました。おばあちゃんに用が出来てしまって、どう

しても行けなくなってしまったあこは、おかあさんの日傘を差して

いると歩いておかあさんの病院まで行ってしまいました。

日傘におかあさんへの思いがいっぱい詰まっていて、あえた

時には、感動して泣けてしまいました。親子のお互いを心配する

思いに溢れていました。キラキラ川の水・向日葵・真っ白だった

日傘が、いろんな色のまだら模様になっていておかあさんが

日傘をパチンと広げると、日傘がぱあっと輝きだして、とても

綺麗な光の光景が素敵でした。