カミナリじいさんの家の木とは気づかずに
カブトムシをとるために木に登ったなかよし3人組。
でもカミナリじいさんに見つかって、逃げ出して・・・
だけどヒデトシだけは転んでしまった。
あとの2人はヒデトシを置いて逃げてしまった・・・。
その後の展開は、ある意味想定できる内容ですが、
細かい描写がなんともいえません。
つかまったであろうヒデトシとともに叱られるために戻る決意をしたマナブとぼくが、“ちびったらいけないから、オシッコしていこう”なんて言うところは特に好き!リアルな人間性が出てますよね。
そしてセミの存在も大きい!
セミは登場しないものの、鳴き声が絵本中に響いています。夏の暑い日のセミの鳴き声が、二人の葛藤に追い討ちをかけているような役割をしてますね。
我が子も男の子だからか、妙に感情移入してしまいますし、すべての“少年”に読んであげたい絵本です。
我が家も購入決定かな♪