すごくいいです!
なんとも言えないあたたかな雰囲気と爽快感を運んでくれる絵本です。
わんぱく坊主たちにカミナリじいさん。
わんぱく坊主たちも「わるさの限界」をわきまえてるし、
カミナリじいさんのカミナリも実は愛情がこもってます。
大きな大きなカミナリが落ちて、思わず、
ともだちを置き去りにして逃走。
でも・・・、すごく後味が悪い。
こんな気持ちのままなら、怒られた方がいい!!
後悔しない決断、自分も怒られるとわかっているのに戻る勇気。
そして、「本当のともだち」といえる絆。
わんぱく坊主たちは、日々の些細な経験から、たくさんのことを
学び、得ていってるんですね。
お話の中だけでなく、現代社会にもこんな風景があふれるといいなと
思いました。