じっちょりんの小ささに驚き笑い、そしてその活躍に「そうか〜、じっちょりんが頑張って種を運んでいるのか〜」と妙に納得してしまいました。
カズコ・G・ストーンさんの「きんいろあらし」(福音館書店)などでお馴染みの“やなぎむらのおはなし”シリーズと通ずるものを感じます。
こちらの作品は、人間もしっかり登場し、じっちょりんのサイズが良く伝わってきますし、春の季節に道端に咲く花の描写もリアルで美しい。
あ〜、こういう名前のお花だったのかぁ〜、と親子でしみじみ眺めました。
名も無い花など無いですよね。
皆名前を持っているんですね。
これから散歩で目にする道端の花に屈んで挨拶してしまいそう。
そして、じっちょりんを捜してみようかなぁ〜。