今春に幼稚園に入園した娘。
入園を心待ちにしていたものの、たまに「ママと一緒がいいな…ママがいいのにな…」と寂しがることもありました。でも、少しずつママの手を離れて、お友達や先生との世界に飛び込んで行き、今は「幼稚園大好き!幼稚園楽しい!」と元気に通えるようになりました。
入園したての頃、三月に購入したこの絵本を「読んで読んで」と持って来ることが多かったのですが、ママのエプロンを離してお友達と遊べるようになるまこちゃんと自分を重ねていたのかもしれません。
まこちゃんのお友達(動物ですが)は、無理にエプロンを離させる事も甘えん坊だとからかうこともありません。そういう優しい心がまこちゃんに一歩踏み出す勇気を与えたのかな?そして、「娘の幼稚園の先生も同じように温かく見守ってくださったのかな?」と思います。
この絵本を読む度に娘が頑張った年少組の1学期を思い出しそうです。
対象年齢は年長組さんなのですが、入園したてでママの手を離せない年少さんでも十分に共感出来ると思います。お話は長いですが、ぐっと引き込まれるようで最後まで集中できました。