熱帯夜なのか、眠れないわにわにが縁日へ出かけます。
眠れないわにわに表情が既にオッサンくさい。
縁日の人ごみのなかで「よしよしよし」と呟くともっとオッサンくさい。
とどめが「おいで かわいい きんぎょちゃん」。ついついイヤらしく読んでしまいます。
私が露店主でこんな客が来たら、吹きだしてしまいそう。
だけど最後の寝顔はあどけない。
夏の夜のわにわには、シリーズ中でも娘のいちばんです。大人でも楽しい夏の夜が凝縮されていますものね。
娘は海上花火にとても憧れているようです。
相変わらず独特の擬音語がたくさん出てきて、歌うように軽く読めます。こちらも気楽。