たまたま朝読用の絵本を何冊かもって、とあるものを買うために行列していた私。私の後ろには3才のボクをつれた若いお母さん。とても良い子にしていたボク。石を拾ったり、お母さんとおしゃべりしたり、携帯電話をさわったり。でも、まだ列はあんまり進まない。ボクもぼちぼちあきてきた・・・。
そこで振り向いた私は、この絵本をさしだし、ひとこと「きょうりゅう、すき?絵本見る?」
はっきりとした鮮やかな配色のこの絵本。
お母さんによんでもらって、かぶりつきで見てました。
「ほねはないか、ほねはないか」
つちのなかから、ほねがみつかり、はこばれ、はくぶつかんでくみたてられてく。
「さいごにくるのは しっぽのほね」
「ティラノサウルスのできあがり」
別れ際、「もっとみたかった!!」といってくれました。