チェコで昔から愛されている、もぐらくん絵本シリーズの一冊です。
ある日もぐらくんが、壊れたパラソルを見つけました。もぐらくんは、これを使ってパラシュートのように空を飛んだり、船のように川に浮かんだり、木に引っ掛けてブランコのようにして遊んだり・・・。自由な発想で、一つのパラソルで楽しんでいる姿がとても微笑ましいです。
読んでいて、次は、パラソルが一体どうなるのか・・・とわくわくしました。
途中で、魚に飲みこまれそうになった時には、口に突っ込んで、ワンタッチでパラソルを開いて、魚の体が、パラソル型に変身してしまい、すごく笑えました。
すいか割りのシーンが出てくるので、季節的には夏の絵本です。