”ともだちや””あしたもともだち”は知っている息子。
「あいつってクマさんのことだよね!」と、
本を読む前から知ったかぶりしていました。
(”あいつ”はクマさんではありません)
冬眠する動物たちとしばらくお別れの
キツネとオオカミさん。
キツネは”あいつ”に冬眠の挨拶が出来なかったことを
冬の間ず〜〜〜っと気にしています。
春が来た時”あいつ”に挨拶をするシーン(p26・27)が大好き!
子どもたちに一度目をつむらせて
目を開けた時に、このページをぐいっと近づけて見せ、読みます。
冬眠中に一人ぼっちの寂しい夢を見ていた”あいつ”が
この時どんなに温かな気持ちになったでしょう!!
ともだちっていいですね!!!!!
キツネが中心のお話ですが、
オオカミさんのコミカルな動きがとても良いです。
悩んでいるキツネに比べ
悩みのなさそう〜な、自信たっぷりのオオカミがイイ。
でもオオカミさんの優しさもちゃんと伝わります。
くまさんの冬眠前と後の体型の変化にも注目。
キツネの季節感あふれる服にも注目。
絵も見ごたえがありお気に入りです。