「きつねの窓」では、きつねの染物やさん、
「あめのひのトランペット」では、くまの楽器屋さん、
そして、このお話は、うさぎの靴屋さんですね。
どのお店も、夢や優しさがいっぱい詰まっていて、
私の大好きなお話です。
現実の世界から夢の世界への導入が、
とても自然で、スーとファンタジーの世界に入っていけます。
不思議な世界への入り口の役目を、
ステキなお店屋さんが担ってくれています。
そして、いつも店長さんは、可愛い動物達。
「うさぎのくれたバレエシューズ」では、
店長さんのお手伝いをして、
30足のバレエシューズを作った女の子は、
うさぎの楽団の演奏で、うさぎのバレエ団の仲間入りを・・・・。
大きな桜の木の前で、
桜の花吹雪と一緒になって踊る女の子の、
幸せそうな笑顔が心に残ります。
桜の木のピンクがとても印象的に描かれています。
一足先に、桜の花を満喫してみませんか。