3歳の息子には難しいかなーと思いながら、読んでみました。
暴れん坊のティラノザウルスが登場し散々意地悪を言った後、友達を見つけて優しい気持ちになり、最後にはその友達を失ってしまうという波瀾万丈なストーリーです。
読みながらもついつい熱が入ってしまい、
怖い声や優しい声、悲しんで絞り出す泣き声など、思わず夢中で読んでしまいました。
息子はすっかり気に入って、何度も読んで読んでと持ってきます。
友達がいる喜び、嘘をついていた苦しさ、そして傷つけられた友達の死、深いメッセージが込められている絵本だと思いますが、
息子がどこまで理解しているのかは分かりません。
ただ、何か感じてくれればいいと思って何度も声優になったつもりで読んでいます。
「きみはほんとうにステキだね」と息子が真似して言うのが、とてもかわいいです。