「すてきね」「すてきよ」と絵本を読んだ後、
ほうっと子供と二人、ためいきをついて会話したくなるような、
本当に可愛らしくて素敵な絵本です。
(うちの子供は息子なので、これはありえない話なんですが…)
チリとチリリ、今度は自転車で海の中へ。
暗い洞窟を抜けた先の、海の景色の、なんと鮮やかなこと。
チリとチリリのシリーズには必ず登場する、素敵な食べ物・飲み物は、今回海のパーラーで振舞われます。
波の泡パフェ巻貝風と、うみのソーダゼリー 真珠クリームのせなんて、私だって食べたいんだわ!!と
この絵本を読まれた方は地団太を踏まれるのではないでしょうか?
(そんなお行儀の悪いことをするのは、私だけかしら?)
今回の絵本は、特に女の子チックなかんじがするのですが、
息子もかなり気に入ったようです。
海の中の空想の世界があまりに魅力的なせいなのでしょうね。
この絵本のシリーズを、私は特にベッドタイムストーリーとして、おすすめしたいです。
この絵本の世界を実現するのは、現実世界では無理かもしれませんが、
夢の中でなら、充分かないそうな気がしませんか?