一人の女の子が森を歩いていて、小さな小屋を見つけその小屋に入ります。それは3びきのくまのいえで、3びきのくまは散歩に、でかけて留守でした。そこで女の子は・・
このお話には、繰り返しのおもしろさがあります。同じ言葉でもミハイル・イワノビッチ(お父さんくま)とナスターシャ・ペトローブナ(お母さんくま)とミシュートカ(子どものくま)とは少しずつ違うのです。絵も独特の味わいがあります。絵をじっくりと見ることによって絵本の楽しさにも浸ることができます。3びきのくまはそれぞれ表情があり、背景にはロシアの大自然が描かれています。
隅から隅まで味わいたい絵本です。