滋賀県の琵琶湖は日本で一番大きな湖 そこから流れる川で80年も漁をしている田中三五郎さん
今森さんは、彼の生き方に感動されたのですね
今森さんは 切り絵のすばらしい作品をたくさん作られています(展覧会を見て感動しました)
この絵本は 写真で 田中さんの漁をされている様子がよく分かり 今森さんの文は愛情を込めて書かれています。
琵琶湖の水が 美味しかったと感動されていて ゴリ トウヨシノボリ カネヒラ タナゴの仲間の魚がとてもきれいです。(透明感があります)
昔の人は この琵琶湖の魚を捕り生計を立て 水を守り 大事に大事に生きてこられたのが分かります
かばた(川端) かばたと川はつながっている かばたには川の水が 川にはかばたの水がながれこむ
人々はこのかばたで 生活していています(野菜を洗ったり 冷やしたり)
しかし人間だけのものではないのです。 人と水が出会う”かばた”
ーそこは、さまざまな生命が出会う場所であり、 水の旅のあらたなはじまりの場所でもあります。
この言葉に凄く深いものを感じました。
春 夏 秋 冬 いろいろな自然の 生命力をこの絵本は伝えてくれています!
今森さんも大津市の生まれです 田中さんから「水の中には、生命が流れている」と言うことを教えられました。
すごく 感動的な絵本でした!
いつまでも この美しい琵琶湖を守って これからの人に引き継いでいってほしいと思いました