毎年、この時期に図書館にいって借りてきます。
私は高知県には行ったことがないんですが、とても懐かしいような気持ちになります。
高知市のある町に、日曜日にたつ市の様子を、あっちゃんとういう女の子とおばあちゃんが、歩きながら読者に紹介してくれています。
土佐弁が心地よくて、あったかい気候の中、ゆったり、のんびりとした時間が、とてもこの上ない贅沢に見えてきます。
各ページ、描写が緻密で、すみずみ眺めていると飽きません。
最後のページに、土佐弁を共通語に直して掲載してくれています。
西村先生の絵本は我が家では、『がたごとがたごと』をもっていますが、なるほど行きとどいた描写であると納得です。
これは、お母さんの夏のお気に入り絵本です。