両親とくまの子3匹の5人家族。
パパとママは、夜、子供たちを寝かしつける時に、同じように、こう言います。
「おやすみ、世界で一番かわいいこぐまたち。」
って。
その言葉に、こぐまたちは、幸せいっぱいな気持ちで眠りにつくのだけれど...
ふと考えるわけです。
どうして、ぼくたちが世界で一番かわいいってわかるの?って。
そして、次には、3匹のこぐまの中では、誰が一番かわいいの?って。
ごもっともです。
子供の質問は、果てしない。こういえば、次はこう、それを説明すれば、次は、こう。
どこまで言っても、「どうして?」「なんで?」「ほんとに?」
でもね、そういう質問に、「んもぉ、いいでしょ!そんなこと。」なんて言わずに、答えてあげられる親はすばらしいと思う。
このくまのパパ、ママはね、そんな親なのです。
毛色や、男女、大きさに関係なく、パパ、ママは、みんながどんなに大切か、どんなにかわいいと思っているかっていうことを、1人1人に言い聞かせるんですね。
子供たちの最高に幸せな瞬間でしょうね。