ジョン・バーニンガム作で
谷川俊太郎さんの訳の作品
「ガンピーさん」は、違う訳者さんなんですよね
谷川さんは、心理的な内容のものを
うまく訳してくれているのではないでしょうか
言葉の選び方が素敵に感じます
「おともだちと仲良く」
「ともだち100人」
なんて、大人はこどもに強要しているのでは?
と、以前考えたことがありました
こどもの「ひとり」の世界・時間も大事にしたい
と、思うようになったのは、いつの頃だったのか
覚えていないのですが
「孤独」とは違う
ひとりで、哲学する時間というのでしょうか
哲学なんて、難しい言葉ではなくていいのですが(笑
この作品では、カバーのところに
「こどくな少女が」と書いてあったり
イジメの場面もあったりするので
マイナスなイメージも伝わってしまいますが
色鮮やかなページでは
それとは、ちょっと違うひとりの世界の楽しみ方を
気付かせてくれているように思います
谷川さんのあとがきにもなるほど・・・
ですし
ジョン・バーニンガムの紹介にもびっくり!
「チキチキバンバン」!?
オペラ化?人形劇!?
知りませんでした・・・
図書館でリクエストして読んだのですが
「閉架書庫」のシールであります