フランソワとさよならして、動物園に連れていかれたけど、人助けをして、フランソワのお家に帰ってくることができます。
子犬や子猫を連れて帰って、おかあさんに「ダメ」と言われる。こんなシーンをよく見ます。でも、その子犬ちゃんたちが大活躍して、一緒に住むことを許してもらえたら、それはそれは嬉しいでしょうね。水戸黄門のようにありふれたストーリーですが、子供達は大好きです。ホッとできるんだと思います。
繊細なタッチの絵がフランスっぽい感じがします。(作者がどこの国の人かは知らないのですが…) 綺麗な色使いもお気に入りです。最後のバイバイが空から見た絵になっていて、街の人に、「これは園長さん、これは…」と、いつまでもページを閉めさせてくれません。