キリンのジェニファーさんからティーパーティーに誘われたダンデライオンさん。うれしくって髪型、服装など相当めかしこんで行きます。
でも、ジェニファーさんにダンデライオンであることに気づいてもらえず追い返されてしまうんです。
最後はもとの姿に戻ってハッピーエンドになるのでほっとしました。
この本は「ありのままの自分をいつも出したらいいんだよ。」というメッセージがこめられていると思うのですが、
友達に招待されてうれしくなったライオンくんの、精一杯の気持ちが身だしなみを整えるってことだったと思うので、その気持ちは大切にしてあげたいなという感想を持ちました。
主婦の私としては、こんな特別の日におしゃれしなくていつするの?とも思いました。
それに、いくらおしゃれしすぎているとはいえ友達が分からなかったり、せっかく買ったぼうしが飛ばされたり、ジャケットが木にかけたままだったり、娘がちょっと残念そうでした。
招待日にやっと招待状が届いるなど細かく言えば気になることがないわけではありませんが、長女がなんだかんだ言っても気に入っている魅力的な本です。