以前『かばくん』を読んだとき、文章がのどれが誰の発言か分かりにくくて、読みにくいと感じたように記憶しています。
でも、今回その続編のこの絵本を読んでみて、どれが誰かを考えるよりも、詩として味わえばそれでよいのかなと思い直しました。『かばくん』シリーズは、文章を声に出して読むと、ひとりでに言葉がゆっくりになってしまいます。今のは誰が言ったの?と疑問に思う発言も、そこが面白くもあり、動物たちの世界にいつのまにか入っていけるきっかけなのではないかと思いました。
息子は亀が好きで、どのページでも亀を見つけることを忘れません。息子は亀の立場から見ているようです。