この本には文字がありません。
おもちゃの人形が積み木を色々に組変えて行くストーリーです。
最初2人でお城(説明には家と書いてありましたが、
ウチの娘はお城といってます)に入っていますが、
どうしたことか火事になってしまいます。
火を消すために積み木は消防自動車に変わります。
火を消したら今度は水浸し。
そこで車は船に形を変えます。
という具合に、お話は進みますが文章がありません。
こういうものは大人より子供の方が得意な様で、
火を消すために消防車に変わっても、
直に「あっ、はしご。これホースだ」と得意げに
発見を報告してくれます。
大人は、消防車に変わった事は直にわかりますが、
注意力がないのか細かいところは見てるようで見ていなく、
子供に指摘されて始めて気付くことが多いです。
「文字が無い」というのが制限ではなく想像力の開放に
向かっている、なかなかの絵本です。