ずいぶん前にこの本を読んでいましたが、どうしてもポジティブな感想が書けそうになくて、封印してました。
今回、読み直してみましたが、やはり、印象はあまりかわりませんでした。
この作品をヨーランと同じ立場のこどもたちが読んで、心がなごむのでしょうか。
「あそこにいるときは、すごくうれしいんだ。足がわるくても、ぜんぜんへいき。だって、夕あかりの国では、だれでも歩いたり、とんだりできるんだからね。」
この言葉で終わったことに私はショックを受けました。
夕あかりの国でエネルギーをもらって、明日の昼間、思い切って外に出てほしかったです。そうしたらヨーランのおかあさんもどんなにかよろこんだことでしょう。