小学校での読み聞かせ会に持参しました。
対象は低学年。1年生と2年生が20人ほど聞きに来てくれました。
実は今回だけでなく、4年前に年中児を対象に
幼稚園で読み聞かせたことがあった本で…。
ピンチヒッターで突然参加した読み聞かせ会で
手元に用意がなく、その場に置いてあって、
目に付いて選んで、練習せずに読んだとき、
絵がしりとりの順に並んでいるページで
「すいそう」の次が…「あれ?なんやろう?」と
困っていたら、聞いていた子どもが考えて口々に
「木や」「観葉植物や」などと、助けてくれて、
「え?でも、しりとりやから『すいそう』の『う』で
始まらなあかんねんで」と、まだ答えの出ない私に
子どもたちが「うえきばち!」と正解を言ってくれた、
という思い出のある本です。
あのやりとりが楽しかったなぁ…とふと思い出して、
また読んでみよう、と選びました。
今回は「せきとり しりとり」と「11ぴきのねこ」の
後の3冊目で読んだので、
「もう一冊、これもまたしりとりの本です。」と
言って、題名を言いつつ、表紙を見せ、
「ここもしりとりで並んでるよ。おうさま、まり、りんご…」
と表紙のしりとりを紹介してから始めました。
思い出のしりとりのページは、始めは私だけが言ってましたが
途中から子どもたちが、声を合わせて言ってくれました。
やっぱり「うえきばち」はちょっと子どもたちも考えたけど…。
別の本を読んでいた、後ろのほうの子どもたちも
いつの間にかこちらを見ていて、嬉しく思いました。
読み終わった後に「プリンにもっていくのも難しいよね。
だって『ぷ』で終わる言葉じゃなかったらあかんから…」
というと、前に座っていた女の子が
「スープやったら、『ぷ』で終わるよ」と教えてくれ…。
今回も楽しいやりとりができました。
所要時間約3分。
子どもたちと一緒にしりとりを楽しんでください。