高畠純さんと言えば、「だじゃれ」シリーズが記憶に残っています。
この絵本は、殆ど一発芸のような作品です。
物語は、
「ぶたが おどります」
と、ぶたが腰巻を持って直立しているシーンから始まります。
次のページには、
「メケメケ フラフラ
メケメケ フラフラ」
とあり、ぶたがフラダンスを踊っています。
この絵本は、様々な動物が登場し、この繰り返し。
踊っている時の動物達の楽しそうな表情が最高です。
また、踊る時に身に付ける小道具も良い感じです。
この単純な繰り返しは、子供の心を掴んで離さないはず。
最後に、
「さあ、きみも!」
とありますが、踊りだすお子さんも多いのではないでしょうか?
ただ、物心ついた時期になると、この手の話に対しては、冷ややかになってしまうので、2歳前後が一番適齢だと思います。