うさぎさんが、小さな椅子を作ります。
「どうぞのいす」と名づけて、道の脇に置いておきました。
通りかかる動物達は、それをみて・・・・。
次から次に出てくる動物達。
みんな持っているものは違うけど、親切をありがたく受け取っては、次にやってくる人のことを思いやって、親切を残していく。
この繰り返しのリズムがとても心地良いです。
こういう他人とのかかわりかたが自然に気負うことなくできるような人に、わが子もなってほしいなと思います。
とても愛らしい挿絵ですし、文章もそれほど長くないので、小さいお子さんから楽しめる絵本だと思います。
他人への親切がどんどん回っていくお話はほかにもありますよね。私は「しんせつなともだち」を思い浮かべました。読み比べてみるのも楽しいかもしれませんね。