うさぎさんが作った『どうぞのいす』
『どうぞ(座ってください)のいす』だったのに、『どうぞ(食べてください)のいす』と勘違いしてしまう動物さんたち。
でも食べたらあとの人(動物)のために自分が持っている食べ物をちゃんと置いていく優しい動物さんたちです。
優しい雰囲気とオチの秀逸さがお気に入りです。
子どもたちも食べる真似をしたり、一緒に台詞を言ったりして楽しんでいました。
劇遊びにした時は先輩の先生に、こんな単調な繰り返しの話は劇遊びにふさわしくないと言われましたが、私は子どもにわかりやすく、楽しみやすかったのでよかったかなと思っています。(考え方は人それぞれだと思います)
この二人の作者のペアの作品は全体的に優しくて暖かくて好きです。
柿本先生が亡くなられてこのペアでの新作が出ないのが残念です。