なんとなく、郷愁をさそう絵本です。
発刊されたのが、1981年だということもあるのでしょうが、今の感覚でいえば、この絵が多少古臭いのです。
でも、まさに、こういったかんじの絵本を読んで育ってきた私には、とても懐かしく、昔を思い起こさせるようなかんじ。
柔らかで、優しい絵とお話です。
ストーリーとしては、とても単純なのでしょうが、
お話のからくりは、字が読めるようになっていないと、少し理解が難しいかもしれません。
でも、優しい動物たちの様子が可愛らしく描かれているので、小さいお子様はそれだけでも喜ぶでしょうね。
それを考えると、長いこと楽しめる、お得な絵本といえるかもしれません。