クリスマスの前の夜、主人公の男の子は眠れません。
なぜなら今日、ママにたくさん怒られたからです。
ボクはわるいこだから、サンタさんはきてくれないかもしれない……。
心配で眠れないでいると、よるくまがやってきました。
よるくまは、サンタさんを知らないそうです。
それを聞いた男の子は、クリスマスツリーに飾られているアイテムをあげることにしました。
心配でいっぱいのはずなのに、よるくまのことを思いやれる、優しい男の子。
こんなに優しいボクが悪い子だなんて、サンタさんは思いません。
それはきっと、この絵本を読んでいる子どもたちにも当てはまるのでしょう。
『もう しんぱい なんか しないでね』
全ての子どもにプレゼントしたい絵本です。