「ひろくん」は目の見えないお友達、耳の聞こえないお友達などが
どんなふうに感じているのかを考えます。
考えても分らないことは少しでも体験しようと試みます。
「相手の立場になって考える」よく言われることですが、
実際、本当に相手の立場に立つとはどういうことなのかを
つくづく考えさせられました。
障害があるなしに関わらず、相手に寄り添うことの本質を
説いているような気がします。
夏休みの低学年用の読書感想文課題図書になっています。
YUKKOさんのおっしゃる通り、私もこの作品で感想文を書くのはどうかと思います。
この本から受け取るものはたくさんあり、いろいろなことを感じるでしょう。
まだまだ表現方法を豊富に持たない1,2年生が、
感じたことを文章にするにはとても難しいと思います。
せっかく感じ、考えたことを大切にしてもらいたいと切に願います。
1,2年生だけでなく、大人にまで広く手にとってもらいたい作品です。