この絵本は、絵本大好きな大学の先生に読み聞かせをしてもらい、
ぜひおすすめしたいと思いました!
きっと、子どもに読み聞かせをすると、目を閉じたり耳をふさいだり、主人公のまねをすると思います。
そして、そのときの気持ちを共感するのではないでしょうか。
この絵本は、障害のある人に対して特別な見方をしてしまう、という
この社会のなかで生きている人みんなに一度読んで頂きたいです。
自分の周りにはいろんな人がいる、ということを改めて感じられると思います。
子どもに読んであげると、堅苦しい言葉の説明より、その子なりの、
大人にはない(成長するにつれて乏しくなっていくという意味で。)
感性で、すぅーっと心のなかに入り、
その子なりに「自分とは違う他者」について感じるものがあるのではないかなぁ、と思います。
そして、絵本という身近なもの、
でもとても子どもの心に深く残るものによって、
自然なかたちで、障害をもつ人について考えることができると私は感じました。
家でも、幼稚園・保育所でも、いろんな所で
ぜひ子どもに出会わせてあげたい絵本です。
もちろん、どんな人にでも・・・。